トラスト・ワンの経営チームの特徴は”スピード”と“多様性”にあります。経営陣の平均年齢は42歳。経営陣唯一の業界生え抜き社長を囲むメンバーは、エレクトロニクス、ソフトウェア開発、コンシューマー系スタートアップなど、バックグラウンドは多岐にわたります。変化の著しい先端産業の知見を取り込むスピードを、経験豊かな知見が支えることで、「空間」の新たな可能性を切り拓きます。
トラスト・ワンは平成19年2月に創業しました。
当初は内装工事の下請けとして、店舗の什器の製作・販売から事業を始めました。そこから10年、現在は受注・デザインから実際の工事まで内装全体のプロデュースを手掛ける会社になっています。
この10年の間には、金融危機や東日本大震災など、会社の存続を脅かすような、大きな危機にも見舞われました。その度に、時として会社の成長を犠牲にしながら、従業員やその家族、弊社の事業を支えるパートナー企業、そしてなにより多くの顧客の皆さまとともに、その難局を乗り越えてきました。
建築業界は、何十年も前からずっと変わらないスタイルを貫き、経験や勘により動いています。
そんな業界は、いま、技術革新の大きな変化を前に、岐路に立たされています。
トラスト・ワンは「古い慣習を取り除くことで、より自由でより豊かな空間を1人でも多くの方に届けたい」という思いから、大きな変革に乗り出しました。
エレクトロニクス業界が経験した大きな変化に対するノウハウを持ち込むことや、IT業界の新たな知見を取り入れることで、私たちの事業はまだまだ大きく育ちます。今までの業界にはなかった新しい可能性がいくつも生み出せるはずです。新たな技術を駆使することで建築業界はまだまだ面白くなる、そんな可能性を私は信じています。
変化は少しずつ芽を出しています。
震災で多くの社員が避難を余儀なくされ、危機的な状況に立たされた福島の事業所。ここでは、多くの子育て世代が働き始めました。半導体業界や大手ITから優秀な人材がU・Iターンし、私たちの事業に加わっています。
それぞれの人生における活躍の場を提供することが、ひいては、トラスト・ワンを選んで頂く顧客の皆さまに最大の価値をもたらします。
私たちの成長を通じ、パートナー企業や顧客の皆さま、そして地域を支える企業の一つとなれるよう、前進してまいります。
福島県南相馬市出身。NHK(記者職)、大手PR会社を経て独立。国内外の金融、航空、物流業界を中心に、公共政策分野におけるコンサルティング事業を立ち上げる。
外国人向けガイドマッチング事業を営む株式会社Huber.(神奈川県鎌倉市)の創業に参画し取締役に就任。次いでシェアリングエコノミー協会の立ち上げに参画し事務局を務め、国の産業ビジョン等への提言のとりまとめや政策形成に取り組む。
2013年12月トラスト・ワン取締役に就任し、事業全般を担当。2017年4月、取締役CFOとして、バックオフィス部門を担当する。
一橋大学商学部経営学科卒業(2005年)
福島県南相馬市出身。2級建築士資格を有するとともに、ARやVRに関連する開発案件を多数手がける。工学部建築学科を卒業後、スイスのソフトウェア開発会社においてソフトウェア開発に従事。ドイツにおいて、ソフトウェア開発にあたる。
2013年、独立起業。福島県南相馬市および宮城県仙台市においてソフトウェア開発事業を立ち上げるとともに、インドネシアに開発拠点を開設し、エンジニアの育成に取り組む。
2017年4月、トラスト・ワン取締役CTOに就任し、業務プロセスの効率化や新規事業の立ち上げを担当する。
東京都立大学(現・首都大学東京)工学部建築学科卒業